「観光経済新聞」への記事掲載のお知らせ2016年11月21日
2016年11月19日発行の観光経済新聞(第2869号)に、弊社ユーザー会の記事が掲載されました。
優秀賞に作田氏(奈良県立大)
タップは14日開いた「2016年度タップユーザー」で「第9回タップアワード表彰式」を行った。同アワードは、「ホテル・旅館全般に関わる、優れたアイデア・事例・提言などを顕彰することにより、業界の発展に寄与する」ことを目的に、同社が毎年実施している論文コンテストで、一般の部と学生の部に分かれている。今回は27本の応募があった。
優秀賞は、奈良県立大学国際交流室の作田典子氏による「ヒーリングインバウンド」が受賞。作田氏は、ストレス対策としての東洋的瞑想法に着目。日本全国の檀家のいなくなった寺や神社、広い居間のある民家の畳スペースを活用して行う、ストレス軽減を目的とした「禅」によるコンテンツーリズムを提唱した。 学生賞は、立教大学観光学部の青木理沙さん、白木由莉さん、矢澤秀人さんの「シェアリングエコノミーにおける”民泊の可能性”について」が受賞した。 また今回、九州国際大学の福島規子教授による「日本のおもてなしの理論的考察 〜ハイコンテクストサービスを手掛かりとして〜」が特別賞に選ばれた。
ユーザー会に約360人
宿泊施設専門の情報システム会社、タップ(東京都江東区、清水吉輝社長)は14日、同社ユーザーのホテル・旅館などから360人以上を招いて、「2016年度タップユーザー会」を東京都墨田区の東武ホテルレバント東京で開いた。
同社システムの導入宿泊施設数が、昨年は100施設以上増えて合計で650施設以上になったとノヴェた。その上で、導入施設の客室規模は最小が4室、最大が2007室で、「あらゆる規模の宿泊施設に対応している」と話した。
また、ホスピタリティ専門ITソリューション会社、C&RMの小林武嗣社長が、「収益最大化を目的としたIT分析術」と題して講演。「IT投資は全体最適化を狙わなければならない。その場しのぎで、部分最適化を繰り返すと、いつまでたっても全体の整合性がとれず、かえって高くつく」と指南した。
-週刊観光経済新聞 第2869号より一部抜粋-