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「国際ホテル旅館」への記事掲載のお知らせ2018年1月11日

2018年1月5日発行の国際ホテル旅館(第419号)に、弊社の記事が掲載されました。

宿泊ビジネスのトップに聞く 2018年の戦略 PMS会社トップインタビュー

全国で800以上の施設で基幹システムを提供しているタップ(東京都江東区)。同社は昨年、設立30年目という節目を機に、新たな取り組みとサービス拡充を打ち出した。

独立系システム大手 800施設以上が導入

挨拶に立った林悦男会長は、「創業30周年の節目を通過点として、当社も未来に向けて動き出しています。近々では海外への事業展開、小規模施設向けのシステム販売、研究実験ホテルの建設・運営といった新たな取り組みを進めていきたいと思います」と今後のビジョンを語った。

海外進出も本格化 ベトナムに拠点も

- 主力事業である基幹システムの海外展開については、今年から本格的に進めていきます。既に昨年開業した「星のやバリ」に導入されています。

林 システム自体はすでにできていたのですが、重要なのは定期的なメンテナンス対応です。これまでシステムチームの英語対応、外国人スタッフ始めとする人材の確保など、体制つくりに時間をかけてきました。

小規模施設向け開発 100%ウェブシステム

- カプセルホテルはじめとする簡易宿泊所の増加や、新法の施行による民泊の本格稼働など、宿泊施設の小型化も進んでいます。その潮流に合わせて御社も新たな基幹システムを開発しました。

林 「アコモド」という小規模施設向け基幹システムの提供を始めます。これはクラウドを活用した100%ウェブシステムです。アカウントさえあればタブレットでもチェックできるもので、宿泊客はタブレットにサインするだけでチェックインができます。また、ロールプリンタを形態していれば移動しながらでも領収書などを出すことができます。

ビジネスパーク内開業 ユーザー支援を強化

-昨年の「ユーザー会」で打ち出したホテル運営構想が業界で話題となっています。

林 沖縄でホテルを建設しようと計画しているのは確かです。2019年に着工し、2020年後半に完成を目指しています。ただし、一般のホテルと違って実験施設として考えています。もちろん、一般客も受入れますが、建設場所は沖縄IT津梁パークというビジネスパーク内です。

-主に御社が開発するシステムの実証実験としての施設になりますか。

林 AIはもちろん、ロボテクス、ビッグデータ解析、デジタルマーケティングなどなるべくフィールドに近い場所で検証する場として機能させていきます。例えばロボットを導入する際に想定通り動くかどうか、自分で体験する場所は必要でしょう。

-本誌より一部抜粋-