メニュー
メールでお問い合わせ
CASE STUDY導入事例
  1. 株式会社タップホーム
  2. 導入事例
  3. 導入事例レポート
  4. 帝国ホテル様 導入事例

導入事例レポート
帝国ホテル様CASE STUDY REPORT 14

【生産性向上・コスト削減】清掃コントロールによる電話対応と紙の点検表を無くし更なる業務効率改善へ

帝国ホテル 東京/株式会社帝国ホテル

施設エリア 東京都 千代田区 課 題 ・UIなど操作性の改善向上
・自社開発体制の維持が困難
・ホストコンピューターからの脱却
客室数 本館:570室
タワー館:349室
成 果 ・自社開発システムとの連動による
 保有資産の有効活用
・他社製品との連動実現などによる
 業務効率化
・ホストコンピュータからの脱却による
 保守性の向上
今回導入した
システム
フロントシステム
顧客管理システム
全館実績システム
資材・FBCシステム
POSシステム
(ランドリー店舗のみ)
売掛管理システム
展 望 ・POSシステムによる食事券の電子化

お話を伺った方

帝国ホテル 東京

情報システム部

廣石 征司
田川 浩二郎
若井 英一

※所属部門は導入当時の情報です

帝国ホテル 東京 情報システム部

従業員の改善要望に応えづらい状況

従業員には最高のシステムだが、将来的な機能改善には不安があった

帝国ホテルでは自社でホストコンピュータを所有していたので、これまではホテルシステムを自社で開発して運用してきました。  現場の意見を積極的に取り入れて開発していたので、従業員にとっては最高のシステムだったと思いますが、徐々に開発体制を維持するのが難しくなってきました。 また、従業員からはUIなどの操作性を向上して欲しいといった声も出ており、全面的なシステムのアップデートが必要でした。

他にも、ホストコンピュータにはクラウド化に比べて場所が限定されるという問題もあります。
こうした様々な要因が重なって、5年前にシステムの全面刷新を決めました。

イメージ画像

全ての条件を満たしたタップホテルシステム

資産の継承、汎用性と拡張性、サーバーの運用・保守

ホテルシステム専門の会社であるタップさんの開発力はずば抜けているように思います。営業担当もエンジニア出身の方が多く、質問をその場で答えてくれるのでとても安心できました。

タップさんだけが唯一、iPadで稼働する「忘れ物管理システム」や「清掃管理システム」「ナイトメークシステム」など自社開発のサブシステムを繋げて使い続けられると回答していただきました。 我々が作り上げた資産を継承できるという点も大きな決め手となりました。

汎用性・拡張性がある最先端のホテルシステムであること、サーバーを運用・保守してくれること、帝国ホテルオリジナルシステムを新システムに継承すること。

イメージ画像

自社開発システムから、パッケージシステムへの転換ということもあり、まずは「タップのホテルシステムにオペレーションを合わせること」これが目標でした。
導入にあたり、数多くある要望を精査し、システムとして改善するもの・運用の見直しにより改善するものなど親身になって対応してくれました。

予約の取り込み率が60%から100%になった

予約情報を改めて精査する作業が不要になり業務効率化を実現

フロントシステムで言えば、サイトコントローラーからの予約の取り込み率が100%できるようになりました。以前のシステムでは60%程度でしたので、予約情報を改めて精査していましたが、それも不要になりました。

また、海外製コンシェルジュサービスシステムと繋げられた点も良かったです。業務が効率化できて、導入した部署の従業員も大変喜んでいます。

今は、最終的に経理システムへ流し込む「自動仕訳機能」はまだ使えていませんが、オペレーションに不慣れな現状が解消されたらぜひ導入していきたいと考えています。
POSシステムについては、現行当社で使用しているPOSと、同等のバージョンアップを期待しています。特に食事券の電子化は、実装していただきたい機能の一つです。

イメージ画像

サービスは情報に支えられる時代になる

さまざまな情報をホテルDXでお客様へのサービスへ転換

2026年に建物が新しくなるタイミングに合わせて、今後センサーをどう扱っていくのかを今から研究していく必要があると思います。

例えばロータリーから入ってきた車のナンバーをカメラで写した瞬間に、お客様を認識するというシステムはだいぶ前からありますから、そういうのは導入してもいいのかなと思います。

やはり常に進歩する技術に対して、我々はそれに追いつかなければいけません。色んな展示会で最新の技術を見ながら、これをホテルに当てはめたらどんなものに使えて、どんなサービスが提供できるのか。そういったことをイメージしていくことが、これからは重要になってくると思います。

イメージ画像

今後のホテルでは従業員がお客様に提供するサービスが、実はものすごい情報に支えられているという風に変わっていくと思います。
でも、それがお客様には一切わからないというのが理想で、まさに帝国ホテルはそこを目指しています。
お客様から見えないところをDX化していければと考えています。

仕切り線

<本導入事例インタビュー動画>

※本動画は2022年8月時点の情報になります。

仕切り線