龍宮城 スパ・ホテル三日月 / 株式会社ホテル三日月/ホテル三日月グループ
施設エリア | 千葉県 木更津市 | 課 題 | お客様の待ち時間が長く、顧客満足度が低下していた 人手に依存した運用になっていた |
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客室数 | 龍宮亭 253室 | 成 果 |
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今回導入した システム |
温浴システムに伴う 施設全体のDX化ソリューション |
展 望 | スマートチェックイン・チェックアウト 売店のセルフレジ化 / 食券チケット化 |
龍宮城スパ・ホテル三日月
執行役員統括支配人
直井 良介 様
※所属部門は導入当時の情報です
カウンター前の長い行列とスタッフの精神的負担が課題
施設の受付カウンターでは、日帰り利用客の対応と宿泊客のチェックイン・チェックアウト業務が集中し、常に長い行列が発生していました。
この状況は、人手に依存したオペレーションに起因しており、スタッフの業務負担を増大させていました。閑散期と繁忙期では必要な人手の数が異なり、人員の最適化も課題となっていました。結果として顧客満足度の低下やスタッフの精神的負担となっていました。
龍宮亭のフロント
スパ棟に設置した自動リストバンド券売機
人と機械で分業することで業務負担の軽減を目指した
2年前にPMSをタップに切り替えたことを契機に、当施設ではDX化を推進することにいたしました。システム化することにより、人がやらなくていい業務を機械化し、業務負担の軽減を実現出来るのと、混雑緩和によるお客様の満足度向上が期待できると感じたからです。さらに繁忙期のスタッフ確保にかかる費用を考慮した結果、長期的な視点で見るとDX導入がより効果的であると判断しました。
日帰りや宿泊付きなどの異なる施設の利用方法があり、DX化のモデルケースが少ないことも改善対策を後回しにする要因となりましたが、タップでは我々が理想とするソリューションの導入実績があり、さらなるDX化への期待も導入を後押ししました。
長蛇の列が消え、品質の高いサービス提供に注力
DX導入により、龍宮亭ではチェックインにかかる時間が最大10分から3分へ、待機時間も最大1時間から15分へと大幅に短縮。スパ施設における日帰り利用のお客様対応も効率化され、必要な人員数は半減、お客様の待ち時間は3分の1以下となりました。ピーク時(10時~11時)におけるプレチェックインの対応数も30件から100件以上に増加し、業務の効率性が3倍以上に改善しました。
待ち時間の短縮はスタッフの精神的負担を軽減し、余裕を持ったサービス提供を可能にしました。以前はお客様を待たせることによるストレスが大きかったものの、今ではスムーズな案内が実現し、スタッフの笑顔が増えました。
また、システム化によりヒューマンエラーが減少し、業務の質が向上。単なる省人化ではなく、業務全体の最適化とサービス向上を追求する契機となりました。DX導入は、お客様とスタッフ双方にメリットをもたらし、より良いサービス提供へと繋がっています。
アプリを使ったチェックイン・チェックアウト等の導入を検討
社をあげて取り組んだDX化により、スタッフの意識改革にも成功しました。環境の変化に前向きに対応できるようになり、メンタル面も強化されました。
今後は現在のDXソリューションを基盤として、売店のセルフレジ化や飲食店の食券チケット制導入、アプリを使用したスマートチェックイン・チェックアウトなど更なるサービス向上を検討していきたいです。
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株式会社ホテル三日月/ホテル三日月グループ
他に龍宮城 スパ・ホテル三日月様にて導入いただいているシステム
連携した他社様製品
(2025年4月1日時点)